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効率よく勉強する方法

目的:効率良い学修を実践できる概要

人生100年時代において全ての職種は今後「一生学び続ける」ことが要求されますが、エンジニアは特に学習し続けることが必須の職種です。
また、ただ教科書の内容を暗記しテストの点数を取るような勉強をしてもエンジニアとして活躍することはできません。
そこで学習を始める前に、現在判明している限りで最大限、効率よく学習する方法を学びましょう。

学習に意味を見出す

前提: まずは、How Toを求めない

「いかに効率的に」「楽に」学習が進むのかを知りたいと思うのが人の性です。このあとすぐにでも、具体的な学習方法を知りたいと思われているかもしれません。例えば、学習した内容を48時間以内に復習すると定着率が高くなるだとか、暗記用のフラッシュカードを作れ、と指示されることを期待していませんか?

一度、そうした「効率」を求める考え方は改めてください。そうではなく、学習方法の体系的理解に時間を割くことをまず約束してください。

これからお伝えするのは、どのようにすれば学習が捗るのかの方法です。しかし、「楽」な学習などはありません。学習とは常に、ストレスや疲れが伴うものです。成長するには、脳に負荷をかけなければいけません。そういう意味では、筋力トレーニングと一緒です。筋トレも、自分が上げられるギリギリの重さで負荷をかけてやったほうが効果的です。

何のために学習をしているのかを意識しよう

価値があると認識しながら学習する

まずは、学習に臨む姿勢の話からです。
学習内容に自分にとっての意味をもたせましょう。皆さんの場合、プログラミングの学習ではそれが仕事に直結しますね。さらに言えば、将来の自分が作るプロダクトを使うユーザーに喜んでもらうこと。そうすることで得た報酬で、家族や周りの人を幸せにすること、そのことが自分の幸せにつながるのだ、という強い意思をもつことが重要です。

「価値がある」と認識しながら学習することで、学生の学習成果が大幅に上がったという実験結果もあります。

今プログラミングを学習していることが、将来どのように役に立ちますか?作文してみましょう。

目標を決める

現在の学習が、自分の将来にとっていかに重要であるか。また、自分の好きなことがらと関連付けるとしたらどのようなことができ、どのように役に立つか、意識できたでしょうか。忘れかけたら、何度でもこの質問に立ち返ってみてください。
続いては、「目標を決める」ことについて説明します。

適切な目標を立てよう

学習にコンフォートゾーンはない

学びの効果が最も高いのは「まだ理解していないものの中で手が届くギリギリの内容を学習しているとき」です。
スキルを素早く習得するために、最適な学習負荷を探し設定しましょう。ただ言われた通り手を動かすだけではなく、「これはなぜ必要なのだろうか」「このように変更したらどうなるのだろうか」「この式の構造はどうなっているのだろうか」といったことを常に自問しながら、学習を進めましょう。

すると、自然と自ら情報を調べる癖がつきます。カリキュラムは必要十分な内容を教えていますが、エンジニアとして働くにあたって知っていると圧倒的に有利な事柄は、カリキュラムの外にまだまだたくさんあります。

もし楽にこなせてしまっているなと感じたら、それは危険信号です。あなたの学習には、まだ単位時間あたりの能率を効率化する余地があります。

メタ認知-思考についての思考

メタ認知とは「自らの思考について思考すること」です。思考の「クセ」は人それぞれです。学習にムラはないか?自分がわかっていることを知るためにはどうすればよいか?現在の学習内容であやふやなのはどの点か?こういった問いを自らにすることで、より良い学習方法を編み出したり、理解を深めることができます。自分はどんなときにどんな考え方をするのだろうか。そしてそれは何故か?より良くする方法はないか?こういった設問を、定期的に自らに投げかけましょう。朝や、学習終了後が良いでしょう。

目標に対するビハインドを取り戻す術を学ぼう

メタ認知による感情の制御

メタ認知が習慣になると、例えば自分が学習に疲れて気分が落ち込んでいるときに「自分はどう感じているか」「それは何故か」という質問が自然とできるようになります。その感情に向き合えれば、様々な方法でモチベーションの回復を図ることができます。例えば、短時間の睡眠で脳を休める、好きな食べ物を食べるといったことや、前章「学習に意味を見出す」で行った学習への意味付けを再確認するなどし、モチベーションを取り戻すことができるでしょう。

自己効力感の意識

メタ認知には、自分にとって最適な心の状態を作り出す力もあります。
スタンフォード大学で心理学教授も務めた20世紀を代表する心理学者、アルバート・バンデューラによれば、人は成功を期待する必要がある、といいます。ある活動をやり遂げられるとわかっていると、人はその活動にはるかに身が入るそうです。

人は学習するとき、「自分は十分にやれているか」「失敗するのではないか」「間違っていたらどうしよう」といった不安を自然に発生させます。この不安に、そもそも気づけるかが大切です。一度こうした不安を察知したら、「あ、自分は今不安を抱えているのだな」と口に出してしまいましょう。そうすることで、対処を考えることができます。こんな時は、「調子は良くないけど、前には進めている」「3時間は確実に学習を進められた」と、事実をポジティブに言い換えて自分に言い聞かせましょう。

また、着実に学習を進めるために、「ポモドーロ・テクニック」を活用するのも良いでしょう。これは非常にシンプルなメソッドで、25分間は今取り組んでいることに全力で打ち込み、その後5分完全にリラックスし休憩、というインターバルを繰り返す、というものです。25分という数字が、人間が細かく集中力を発揮するのにちょうどよい数字であり、これを正しく繰り返すことで「今日は何回ポモドーロができた」という事実が残り自信にもつながります。

25分集中して勉強し、5分休憩するポモドーロテクニックを用いて勉強してみましょう。

実際に、スマートフォンなどで時間を測りながらポモドーロテクニックを使って勉強してみましょう。

学習のテクニックを知ろう

基礎知識を大量に仕入れておく

何かスキルを習得する際に、基礎知識がなければ発展的な内容まで理解を進めることはできません。例えば、数学で微分積分を勉強するのに2次方程式を解く公式を知らなけば太刀打ちできませんよね。このように、スキルを学習する上では基礎となる知識はより多く持っているに越したことはありません。特にプログラミングにおいては、この基礎知識にあたる部分が非常に大量にあります。もちろん焦ることはありません。ゆっくりでも良いので、着実に、それでもより多く、インターネットやコンピュータ、アプリケーションについての知識を仕入れていってください。これが多ければ多いほど、基礎知識を組み合わせたり関連付けたりして、発展的な内容を学びやすくなります。

学んだ内容を関連付ける

学習を進めていると「この知識は何のために必要なんだろう」といった疑念に駆られることがよくあります。そんな時は、これまで学んだ内容とどのように関係するのかの地図を書いてみましょう。地図は紙に描いても良いですし、マインドマップなどのツールを利用しても構いません。脳は、これまで知っている情報に対して新しい情報を紐付ける形で記憶を形成していきます。自らの思考で、知識の関連付けができると、理解度および定着度は爆発的に伸びます。

  • マインドマップ

https://i1.wp.com/tech-master.s3.amazonaws.com/uploads/curriculums//db7bec65da05dc56b457aba248858301.png?w=880&ssl=1

マインドマップとは、思考を整理するために使われる図式の一つです。中心にお題を置き、派生させるような形でトピックを広げていきます。

現在自分が知っている、「Webサービスの作り方」について関連マップを作ってみましょう。

まずは、「マインドマップ」を使えるようにします。以下のURLにアクセスしてください。
https://www.mindmup.com/

続いて、以下の通りに操作していくとマインドマップの利用を開始できます(Googleでのサインインを求められる場合があります)。

https://i2.wp.com/tech-master.s3.amazonaws.com/uploads/curriculums//455679ec9605dbd5e3fa9a31797647a4.png?w=880&ssl=1

https://i1.wp.com/tech-master.s3.amazonaws.com/uploads/curriculums//7fc0295809063af773315811755bc377.png?w=880&ssl=1

すると以下のように表示されます。

https://i2.wp.com/tech-master.s3.amazonaws.com/uploads/curriculums//fbff5efff5fa8629b521599cf6160b80.png?w=880&ssl=1

中心にある青い丸をクリックすると中身の文言を編集できます。ここで、中心の丸に「Webサービスの作り方」と書いてみましょう。また、Tabキーを押せば一階層下の要素を、Enterキーを押せば同等の階層の物を作成できます。

学習した内容を自らの言葉で説明する

学習に一区切りついたら、その内容をすぐに、一気に書き出しましょう。そして、少しずつ自らの言葉に置き換えていきます。「これって要するに」という思考で、一通りの学習内容を自ら説明してみましょう。こうした能動的な活動は、学習の効率を飛躍的に伸ばします。また、誰か別の人に学習内容を教えたり、質問に答えたりするのも良いでしょう。

前日に自分が学んだ内容について、自分の言葉で説明できるようにしてみましょう。

説明するお題の例

・プログラミングとは?
・HTML/CSSはどのような関係か?

検索練習

2 ~ 3日前に学習した内容を5 ~ 10分かけて思い出してみましょう。重要なキーワードやそれぞれの関連を、思い出せる限り書き出してみます。この、思い出すための思考が重要です。こうすることで、より記憶を定着させることができます。思い出せなかったものはすぐに復習するようにしましょう。その後、前節で紹介した関連付けの地図を作るのも効果的です。

その後、自分自身で解くための問題を作成します。例えば、「この概念を図で説明してください」などです。そして、それを実際に解いてみます。

検索練習をしてみましょう

メモを用意する。2 ~ 3日前に学習した内容を、思い出せる限り書き出してみましょう。思い出した内容について問題を作成し、実際に自分で解いてみましょう。

学習効率を上げるための心構えを学ぼう

ミスをラッキーだと思う

知識を習得するにあたって、例えばテストの点数が振るわないことやエラーが出ることは、とても有意義なことです。なぜなら、自分のわかっていなかったポイントがあらわになるからです。学校では、どれだけミスをしても問題ありません。むしろ、積極的にミスをしていくべきなのです。エラーが出たらラッキーだと思いましょう。プロのエンジニアの現場でもミスは頻繁に起こります。そんな時、どのように解決するのかの追体験ができるわけです。もちろん、その解決方法はしっかり学習し、定着させるようにしましょう。

メンタルタフネスを手に入れよう

学習時の心のありようは、学習に大きな影響を及ぼします。目先の満足をこらえる力が、一生を通じて大きな差を生むことがわかっています。

マシュマロ実験について

1960年代、心理学者のウォルター・ミシェルによって、自制心についての研究が行われました。その内容は、小さい子供を研究室に招き入れ、すぐマシュマロを1つ食べるか、しばらく待って2つ食べるかを選択させる、というものでした。

結果、マシュマロに手をのばすのを先延ばしできた子供のほうが、その後学校で優秀な成績をあげ、自信を持ち、ストレスにさらされたときも楽に対処したといいます。つまり、自制心が成功の可否をわける、というのです。
確かに、困難な状況に陥った時に情動に任せて非合理な行動を取ってしまった経験は誰しもあると思います。では、どうすれば自制心を養えるのでしょうか。その鍵もまた、メタ認知にあります。

人は、自分の感情を知れば対処することができます。とにかく「自分は今同僚に腹が立っているんだ」「集中力が切れてきている」というふうに自覚することが大事です。

自覚するためには、その瞬間に自分を第三者的視点で見る、という挑戦が必要です。「あ、あなたは今同僚に腹が立っているんだね」といった感じです。そして、「大声をあげても良いけど、あなたは冷静に諭したほうが合理的じゃないかな」といった調子で、第三者視点でなだめていくのです。

発想を転換する

例えば体重を減らしたいのなら、普段は美味しい食べ物も、それは毒のように捉えるべきです。そうすれば、その魅力は半減します。逆に、ランニングしている苦しい時間は、脂肪が燃焼するご褒美の時間になります。学習にも、この発想の転換を活かすことができるでしょう。人前で話すことが苦手なら、思い切ってプレゼンをしてみる。もしかしたら、そこでたくさんの反省が生まれるかもしれません。しかしそれは、成長のための貴重な判断材料なのです。

「原因論」から脱却する

失敗から学び次に活かすということも、ひとつのテクニックです。
「自分の成績が上手く伸びないのは遺伝的に駄目なせいだ」と捉えてしまえば、人間は努力しても無駄だ、という結論に至ってしまいます。こうした考えを、「原因論」といいます。
実際には、そんなことは一切ありません。原因論は、ここで明確に否定しておきます。人は学習によって後天的に能力を伸ばします。成功の影には必ず過去からの努力があります。
たとえミスしたとしても、現在の居場所を素直に受け止め得られた学びから「これからどう良くできるか考えよう」と考えられる、こうした思考回路が重要です。アインシュタインの言葉を借りれば、失敗とは「こうすると上手くいかないことがわかったという成功」なのです。「ここから何が学べるか?どうすれば成長できるか?」と自問しましょう。

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